自閉症とは?性格や行動特徴などを解説 人とのコミュニーション・目線等 パズルリボンで支援表明

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自閉症と名前だけを聞くと心の病気と勘違いされる方もいますが、心の病気ではなく脳の病気です。

自閉症は先天的、つまり生まれつき持っている発達障害の1つで、集団行動ができなかったり、人間関係が上手くいかない、コミュニケーションや言葉の発達が遅れる、行動や興味を示すものが偏っているなどの特徴が成長していく段階で現れてきます。

 

自閉症は3歳くらいまでに判断できると言われていますが、症状には個人差が見られます。早い段階で特徴に気づき、その子に合わせた環境や教育を整えたり、苦手なことへの対処法を考えることでその子の特性が強みとして活かせるようになってきます。

2013年以降に自閉症の症状が見られると診断された方は、自閉スペクトラム症もしくは自閉症スペクトラム障害という診断名がつくようになりました。今回は、自閉症の年齢別の特徴や関わり方について紹介します。

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自閉症の言動特徴

自閉症を持つ人の言動特徴は人それぞれで、症状がほとんど現れない人もいれば、強く現れる人もいます。ここでは一般的な特徴を記載いたします。

あくまで一般的な特徴であり、自閉症を持つ人全員に当てはまるわけではありません。参考程度にご覧ください。

 

コミュニケーション

自閉症の人は、人との関わりを持つことが苦手なことが多いです。具体的には視線を合わすことができなかったり、相手の気持ちが分からなかったり、場の空気が読めないなどの特徴が挙げられます。人と話していても目線を合わせず、無理に合わせようとすると落ち着きがなくなったり、パニックを起こしてしまったりすることもあります。

 

言葉の発達

また言葉の発達が遅れる傾向があり、具体的には他の子と比べて言葉を話すのが遅かったり、人が話したことをおうむ返ししてしまう、名前を呼んでも反応しなかったり、一方的に話をしたりするなどの特徴が挙げられます。

言葉を話し始めるのが遅いため、言葉の意味を理解するのが難しい状態になります。そのため、言葉を話し始めたと思っても、意味を理解せずにままおうむ返しすることもあります。

自分の気持ちが相手に伝わらないと暴れたりすることもありますが、適切な対応をしていれば成長するにしたがって落ち着いてきます。健常の子供達もイヤイヤ期など、伝えたい気持ちが伝わらず暴れます。けっして自閉症だからというわけではありません。しかし言葉の理解が遅れる傾向にあるため、イヤイヤ期が長いと感じる方が多いようです。

 

その他

その他に、自閉症の人はある一定の行動を取ろうとします。例えば、落ち着きがなく部屋の中をウロウロしてしまったり、毎日決まった行動はできるのに予定外のことには対応できなかったり1つのものに執着したりするなどの特徴が挙げられます。自分の興味のあるものにはとことん熱中するため、誰も教えていないのに専門家よりも詳しい知識を持っていることもあります。

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赤ちゃんから大人までの特徴

自閉症の症状は、成長するとともに変化していきます。

 

乳児期での特徴

乳児期は言葉を発することがないため、自閉症かどうかの診断はつきにくいとされています。幼児期(小学生前まで)は、周囲に対して興味を持たないため、視線を合わせようとしなかったり、名前を呼んでも振り返らないことが多いです。周囲の子が興味のあるものを指をさして伝えるのに対して、自閉症の子はそれをしない傾向にあります。また、言葉の遅れとおうむ返しの特徴が見られるようになり、質問に対してうまく答えられないことが出てきます。

周囲の子がごっこ遊びを楽しんでいても、興味を示さず入っていこうとはしません。その他に、気になったことがあると何度も同じ質問をしてきたり、いつもしている事と違うことをすると混乱してしまうことがあります。

 

児童期での特徴

児童期(小学生~中学生前まで)は集団に馴染むことが困難で、同じ年代の友人がいないことが多いです。周囲のことは考えず、自分の好きなことをしてしまう傾向にあります。1人でいることを好み、人の気持ちや意図を汲み取れない場面が多くなります。

また、決められたルールを好む子も多いため、特別に言われたことができなかったり、場面に応じて臨機応変に対応することが苦手な子も見られます。

言葉をうまく使うことができず、言葉を覚えても意味を理解していない事もあるため、自分の気持ちや相手の気持ちを言葉に表したり、考えることも苦手です。そのため、なぜ、どのようにといった説明がうまくできません

 

思春期での特徴

思春期~成人期(中学生以降)は話し方に抑揚がなく、寂しげな喋り方をして目立つ場合があります。児童期と同様にコミュニケーションを取りづらいため、相手の気持ちを考えるのも苦手です。また、世間話や雑談などの目的のない会話をすることも苦手とします。しかし、興味のあることに没頭するため、その分野で活躍する人もいます

 

最後に

自分の家族が当てはまる場合は専門機関を探し、相談することをオススメします。自分だけで悩んでいても解決策は見つかりません。早い段階で自閉症に対する教育の方法や対処法などを知り、取り組むことでその後の成長に大きく影響してきます。

自閉症か自閉症でないのかわからない場合でも、専門機関へ相談することでいろんなアドバイスをもらえますし、専門医のいる医療機関も紹介してもらえます。

主な専門機関としては保健センターや子育て支援センター、発達障害支援センターなどがあります。そういった機関の力を借りながら、自閉症の子と向き合うことで心身ともに負担が軽減し、よりよい関係が築けるでしょう。

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